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間違えやすい「尊敬語」と「謙譲語」を使い分けよう

2017.06.06
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敬語を使うとき、特に混乱するのが「尊敬語」と「謙譲語」の使い分けです。

「お客様が申されましたとおり…」

「ぜひ拝見してください」

「お弁当は私が召し上がりました」

これらは尊敬語と謙譲語の使い方を間違えたNG表現。こんなことを言った日には、「敬語を使えない人」の烙印を押されてしまいます。

こうならないためにも今回は、使用頻度の高い動詞の「尊敬語」「謙譲語」変換ワードを紹介します。

 

 

尊敬語と謙譲語とは

 

「尊敬語」「謙譲語」は敬語のひとつで、誰の動作であるか、によって使い分けをします。「尊敬語」は動作の主が話し手より目上である場合に使い、「謙譲語」は目上の人に敬意を表すため、動作の主である自分をへりくだって言い表すものです。

それでは、具体的に動詞の 「尊敬語」「謙譲語」変換を見ていきましょう。

 

 

「する」

 

尊敬語:なさる、される

(例)明日のパーティーに参加なさいますか?

謙譲語:いたす

(例)明日のパーティーに参加いたします

 

他にも謙譲語として「~させていただく」という表現もあります。しかしこれは、過度に使いすぎると逆に失礼になってしまうことがあるので注意が必要です。

 

 

「見る」

 

尊敬語:ご覧になる

(例)お手元の説明書をご覧ください

謙譲語:拝見する

(例)こちらにある説明書を拝見いたしました

 

「ご覧ください」よりさらに丁寧な尊敬語で「ご高覧ください」という表現があります。主に手紙やメールで使います。

 

 

「言う」

 

尊敬語:おっしゃる

(例)社長がそうおっしゃいました

謙譲語:申す、申し上げる

(例)私はこのように申し上げました

 

尊敬語のワード「おっしゃる」と「られる」を重ねて「おっしゃられる」と使う人がいますが、これは二重敬語といって間違った使い方です。

 

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「行く」

 

尊敬語:いらっしゃる、行かれる

(例)本店には何時にいらっしゃいますか?

謙譲語:伺う

(例)今からそちらに伺います

 

間違えやすいのが「あちらに行ってください」の尊敬語です。たまに使う人がいますが「あちらに行かれてください」はNG。「あちらにいらしてください」「あちらにいらっしゃってください」が正しい使い方です。

 

 

「来る」

 

尊敬語:おいでになる、お見えになる

(例)○×様がお見えになりました

謙譲語:参る

(例)本店には昨日参りました

 

「来る」の尊敬語は他にも「いらっしゃる」「お越しになる」「来られる」などを使うことができます。来るようにお願いする時は「お越しください」、疑問形には「いらっしゃいますか?」と、状況に応じて使い分けましょう。

 

 

「食べる」

 

尊敬語:召し上がる

(例)社長はお弁当を召し上がっていました

謙譲語:いただく

(例)私もお弁当をいただきます

 

食べ物をすすめられる時、「いただいてください」と言われることがありますが、これは間違った使い方です。「お召し上がりください」と言うのが正しい表現になります。

 

 

尊敬語と謙譲語の使い分けで困ったら、「誰の行動(動詞)か」ということを考えてみましょう。お客様や、上司など、目上の人の行動であれば「尊敬語」、自分の行動であれば「謙譲語」と覚えておいてください。

敬語はどんどん使っていくことで、慣れてスムーズな使い分けができるようになります。失敗を恐れず積極的に敬語を使っていきましょう。

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