接客日本一を目指す
楽園のシゴト研究サイト
接客日本一を目指す楽園のシゴト研究サイト「ぱらり」

スキル・ノウハウ

より良い接客を目指すための情報を、声・動き・身だしなみ・心構えなど様々な角度からお届けします。

【勘違い敬語シリーズ】ついつい使ってしまいがちなNG敬語その3 上司・先輩編

2016.12.27
shutterstock_433891123

たとえアルバイトでも職場では、やっぱり正しい言葉遣いが求められます。

自分ではちゃんとしているつもりでもいつの間にか「なんちゃって敬語」になっていませんか? 特に普段から先輩や上司と接する機会が多く、相手がいい人だとついフランクになってしまいがちです。

今回は、正しい敬語の使い方を、実はおかしい「なんちゃって敬語」と併せてご紹介します。

 

 

「了解しました」

 

なんちゃって敬語ナンバー1といえばこれ。

敬語的表現としては問題ありません。しかし、一般的なビジネスマナー上「了解」という言葉を目上の方に使うのはよくないとされています。

本来「了解」とは、上位の権限を持つ者が許可を与えるという意味。そのため明らかにこちらの立場が上というわけではない場合においては不適切な表現です。

代わりに使うべき正しい言葉としては、「承知致しました」「かしこまりました」などが良いでしょう。

 

 

「なるほど」

 

これもついつい使ってしまいがちな表現。ふとした瞬間に口から出てしまうという方も多いと思います。しかし、「なるほど」という言葉自体そもそも敬語ではありません。目上の方に使うと、少し見下しているかのような、偉そうな態度として受け取られる可能性もあります。

「おっしゃる通りです」などの言葉を使うようにしましょう。

 

shutterstock_247390777

「どうしますか」

 

日常会話的には問題ありません。しかし、敬語としての表現が含まれていないため、目上の方とお話する際やビジネスシーンにおいては使わない方がよい言葉です。

代わりとなる表現は、「いかがなされますか」と「いかがいたしましょう」の2つ。しかし、これらの間にはニュアンスの違いがあるため、状況に応じて使い分けなければなりません。

「いかがなされますか」は相手がどのようにしたいのかを問う場合、「いかがいたしましょう」は相手が自分にどうしたほしいのかを問う場合に使います。

 

 

「とんでもない」

 

相手に褒められたり、謙遜したりするときに出番が多い言葉。語尾を敬語(丁寧語)に変えたつもりで「とんでもございません」と言ってしまいがちですが、実はこれも間違い。「とんでもない」自体がひとつの言葉なので、「ございません」をすると日本語的におかしくなってしまいます。

この場合には「とんでもないことです」もしくは「とんでもないことでございます」とするのが正しい表現となります。更に強い言い方には、「滅相もございません」というものがあります。

ちょっと大袈裟な表現に感じるかもしれませんが、だからこそ使えば効果的かもしれません。

 

 

「参考になりました」

 

指導を受けたり、何かを教えてもらったときに使う「参考になりました」という表現。これには自分の考えを決定するときの足しになったという意味があるため、相手のしてくれたことを評価するようなニュアンスになってしまいます。そのため特に目上の方に使うのは避けるべきです。

この場合には「勉強になりました」という表現がふさわしいと言えるでしょう。お陰様で学ぶことができました、という感謝の気持ちも伝えることができます。

 

 

「今お時間よろしかったでしょうか?」

 

何か質問をしたいときに、思い浮かぶ言葉ですね。まず相手の都合をお聞きするというのはとても大切なマナーですが、日本語的には不適切。

見ての通り、「よろしかった」というのは過去形の表現です。この場合は過去形にせず、「今お時間頂いてもよろしいでしょうか」などと訪ねましょう。

 

意識していてもつい使ってしまいがちな「なんちゃって敬語」。どんなにマナーに気をつけていても、間違った言葉遣いで相手に不愉快な気持ちにさせてしまうことがあるかもしれません。正しい日本語を使って、お互い気持ちよく仕事ができる関係を築いていきたいですね。

 

【勘違い敬語シリーズ】

その1 接客・挨拶編

その2 接客・案内編

その3 上司・先輩編

ページの先頭へ